無意味な人生を、少しだけ意味のある人生にしたくて

何もすることもなく、何もしたいこともなく・・・。生きることに行き詰った私が、もがきながら、ただひたすらに日々思うことを綴ります。

手を伸ばす

ただまっすぐに、君のもとへ

手を伸ばしている

 

時には心が折れてしまって

うなだれたりする

 

風に遠くに飛ばされても

それでもまた手を伸ばす

 

その手に時々やってくる

さえずりに心を和まされ

 

その足元を行きかう音に

耳を傾けて

 

楽しそうな音

寂しそうな音

 

時には怒りをぶちまけることも

そして一緒になって叫んでみる

 

その様子をいつも

ただ黙ってみているきみへ

今日も手を伸ばし続ける

 

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薄暗い朝には

朝夕だいぶ寒くなってきた

いつもよりも上着を1枚増やし

マフラーと手袋も必要な季節

朝も薄暗い感じで

それだけでも気分が落ち込んでくる

背中を丸めて歩くのも

寒いからなのか

それとも・・・

お天気の良しあしで

その日の気分も左右される

これから訪れる冬に

すでに気持ちも落ち込んで

春まで歩いて行けない

そんな気さえしてくる

理想の街

程よく都会で

程よく田舎

 

中途半端な感じかいい

 

程よく駅に近くて

程よくスーパーが近くて

程よく郵便局や銀行があり

程よく学校もある

 

どれもお散歩にちょうど良い距離がいい

 

少し離れたところに山や川など

季節を楽しめるところがあれば

なおいい

 

お天気が良い日には

少し遠出したり

自転車に乗って隣町に行ってみたり

 

車通りの少ない道があり

人が安心して歩ける街がいい

 

そんなところで

空を見ながら過ごしたい

 

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落ち葉

少し前まではまだ日差しが出ていて

明るかったのに

 

うつむきながらトボトボと

歩く足取りがすごく重くて


暗い地面の上に落ちた赤い葉が

なんだか私を励ましてくれているようで

 

1枚、そして1枚と

探して歩いてゆく

 

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手を差し伸べてみたら

窓から差し込む光が眩しくて

 

思わず目を細めてみる

 

そっと手を差し伸べて

 

暖かく感じてほっとする

 

さらに浴びて一息つくと

 

心の中で絡まっている何かが

 

少しほぐれた気がした

 

小さな小さな私が

 

自然の大きさを感じて

 

また少しほぐれた気がした

 

 

今日も仕事に行く理由

なぜ今日も仕事にいくのか?

 

つまらない仕事をするために

上司に文句を言われるために

 

でも働かないと生活できない

給料が安くても仕方がない

会社から疎まれても仕方がない

我慢して働くしかないから

他に何もできないし・・・

 

そう思いながら今日も会社に行った

 

偏屈で不愛想な私に

 

会社から

「暇そうだから残業するな」

「暇そうだから毎日業務報告しろ」

と言われる

 

一人だけ

 

私一人だけに

 

私ってそんな暇そうにみえますか?

 

これでもいろいろと気をまわして仕事してるつもりですが・・・

 

そして組織上の上司に、今日も無視される

 

挨拶も交わさない

 

情報も展開されないし

 

気が付けば、一人だけ打合せも外されてた

 

 

そんなわたしってなあに?

 

いないほうがいい?

 

ならばクビにしてください、すぐにでも・・・

 

そのほうが気が楽になれるから

 

 

でも、これからどうやって生きていこうか・・・

 

 

ある秋の青空を見ながら

朝夕が寒くなり始めてきた

 

上着を羽織りポケットに手を入れたまま

 

今日も会社へとトボトボ向かう

 

最近歩く背中もだいぶ丸くなってきた

 

寒いからなのか

 

それとも行きたくないからなのか

 

心が折れたまま

 

重い足を引きずりながら

 

今日も出口のない闇の中へ

 

ただただ歩いて行くしかないのか

 

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